1*[20:42]ヨナタン、ダビデにいひけるは安,やすんじて往,ゆけ我,われら二人,ふたりともにヱホバの名,なに誓,ちかひて願,ねがはくはヱホバ恆,つねに我,われと汝,なんぢのあひだに坐,いまし我,わが子孫,しそんと汝,なんぢの子孫,しそんのあひだにいませといへりとダビデすなはちたちて去,さるヨナタン邑,まちにいりぬ
2[1]ダビデ、ノブにゆきて祭司,さいしアヒメレクにいたるアヒメレク懼,おそれてダビデを迎,むかへこれにいひけるは汝,なんぢなんぞ獨,ひとりにして誰,たれも汝,なんぢとともならざるや
3[2]ダビデ祭司,さいしアヒメレクにいふ王,わう我,われに一,ひとつの事,ことを命,めいじて我,われにいふ我,わが汝,なんぢを遣,つかはすところの事,ことおよびわが汝,なんぢに命,めいじたる所,ところについては何,なにをも人,ひとにしらするなかれと我,われ某,それの處,ところに我,わが少者,わかものを出,いだしおけり
4[3]いま何,なにか汝,なんぢの手,てにあるや我,わが手,てに五,いつつのパンか或,あるひはなににてもある所,ところを與,あたへよ
5[4]祭司,さいしダビデに對,こたへていひけるは常,つねのパンはわが手,てになしされど若,もし少者,わかきもの婦女,をんなをだに愼,つつしみてありしならば聖,きよきパンあるなりと
6[5]ダビデ祭司,さいしに對,こたへていひけるは實,まことにわがいでしより此,これ三日,みつかは婦女,をんなわれらにちかづかず且,かつ少者,わかきもの等,らの器,うつはは潔,きよし又,またパンは常,つねの物,もののごとし今日,こんにち器,うつはに潔,きよきパンあれば殊,ことに然,しかりと
7[6]祭司,さいしかれに聖,きよきパンを與,あたへたり其,そはかしこに供前,そなへのパンの外,ほかはパン无,なかりければなり即,すなはち其,そのパンは下,さげる日,ひに熱,あつきパンをささげんとて之,これをヱホバのまへより取,とりされるなり
8[7]其,その日,ひかしこにサウルの僕,しもべ一人,ひとり留,とどめられてヱホバのまへにあり其,その名,なをドエグといふエドミ人,びとにしてサウルの牧者,ぼくしやの長,かしらなり
9[8]ダビデまたアヒメレクにいふ此,ここに汝,なんぢの手,てに槍,やりか劍,かたなあらぬか王,わうの事,こと急,きふなるによりて我,われは刀,かたなも武器,ぶきも携,たづさへざりしと
10[9]祭司,さいしいひけるは汝,なんぢがエラの谷,たににて殺,ころしたるペリシテ人,びとゴリアテの劍,かたな布,ぬのに裏,つつみてエポデの後,うしろにあり汝,なんぢもし之,これをとらんとおもはば取,とれ此,ここにはほかの劍,かたななしダビデいひけるはそれにまさるものなし我,われにあたへよと
11[10]ダビデ其,その日,ひサウルをおそれて立,たちてガテの王,わうアキシのところに逃,にげゆきぬ
12[11]アキシの臣僕,しもべアキシに曰,いひけるは此,これは其,その地,ちの王,わうダビデにあらずや人々,ひとびと舞踏,をどりのうちにこの人,ひとのことを歌,うたひあひてサウルは千,せんをうちころしダビデは萬,まんをうちころすといひしにあらずや
13[12]ダビデこの言,ことばを心,こころに藏,をさめ深,ふかくガテの王,わうアキシをおそれ
14[13]人々,ひとびとのまへに佯,いつはりて其,その氣,きを變,へんじ執,とらはれて狂,きやう人,じんのさまをなし門,もんの扉,とびらに書,ものかき其,その涎沫,よだれを鬚,ひげにながれくだらしむ
15[14]アキシ僕,しもべに云,いひけるは汝,なんぢらの見,みるごとく此人,このひとは狂,きやう人,じんなり何,なんぞかれを我,われにひき來,きたるや
16[15]我,われなんぞ狂,きやう人,じんを須,もちひんや汝,なんぢら此,この者,ものを引,ひききたりてわがまへに狂,くるはしめんとするや此,この者,ものなんぞ吾,わが家,いへにいるべけんや