1[0]【伶長,うたのかみにうたはしめたるコラの子,このをしへの歌,うた】
2[1]ああ神,かみよしかの溪水,たにがはをしたひ喘,あへぐがごとくわが靈魂,たましひもなんぢをしたひあへぐなり
3[2]わがたましひは渇,かわけるごとくに神,かみをしたふ活,いける神,かみをぞしたふ何,いづれのときにか我,われゆきて神,かみのみまへにいでん
4[3]かれらが終日,ひねもすわれにむかひてなんぢの神,かみはいづくにありやとののしる間,あひだはただわが涙,なみだのみ晝夜,よるひるそそぎてわが糧,かてなりき
5[4]われむかし群,むれをなして祭日,いはひのひをまもる衆人,おほくのひととともにゆき歡喜,よろこびと讚美,さんびのこゑをあげてかれらを神,かみの家,いへにともなへり今,いまこれらのことを追想,おもひおこしてわが衷,うちよりたましひを注,そそぎいだすなり
6[5]ああわが靈魂,たましひよなんぢ何,なんぞうなたるるやなんぞわが衷,うちにおもひみだるるやなんぢ神,かみをまちのぞめわれに聖顏,みかほのたすけありて我,われなほわが神,かみをほめたたふべければなり
7[6]わが神,かみよわがたましひはわが衷,うちにうなたる然,さればわれヨルダンの地,ちよりヘルモンよりミザルの山,やまより汝,なんぢをおもひいづ
8[7]なんぢの大瀑,おほだきのひびきによりて淵々,ふちぶちよびこたへなんぢの波,なみなんぢの猛浪,おほなみことごとくわが上,うへをこえゆけり
9[8]然,しかはあれど晝,ひるはヱホバその憐憫,あはれみをほどこしたまふ夜,よるはその歌,うたわれとともにあり此,このうたはわがいのちの神,かみにささぐる祈,いのりなり
10[9]われわが磐,いはなる神,かみにいはんなんぞわれを忘,わすれたまひしやなんぞわれは仇,あたのしへたげによりて悲,かなしみありくや
11[10]わが骨,ほねもくだくるばかりにわがてきはひねもす我,われにむかひてなんぢの神,かみはいづくにありやといひののしりつつ我,われをそしれり
12[11]ああわがたましひよ汝,なんぢなんぞうなたるるや何,なんぞわがうちに思,おもひみだるるやなんぢ神,かみをまちのぞめわれ尚,なほわがかほの助,たすけなるわが神,かみをほめたたふべければなり