1[0]【ダビデがガテにてペリシテ人,ひとにとらへられしとき詠,よみて「遠,とほきところにをる音,ねをたてぬ鴿,はと」のしらべにあはせて伶長,うたのかみにうたはしめたるミクタムの歌,うた】
2[1]ああ神,かみよねがはくは我,われをあはれみたまへ人,ひといきまきて我,われをのまんとし終日,ひねもすたたかひて我,われをしへたぐ
3[2]わが仇,あたひねもす急喘,いきまきてわれをのまんとす誇,ほこりたかぶりて我,われとたたかふものおほし
4[3]われおそるるときは汝,なんぢによりたのまん
5[4]われ神,かみによりてその聖言,みことばをほめまつらんわれ神,かみに依頼,よりたのみたればおそるることあらじ肉體,にくたいわれになにをなし得,えんや
6[5]かれらは終日,ひねもすわがことばを曲,まぐるなりその思念,おもひはことごとくわれにわざはひをなす
7[6]かれらは群,むれつどひて身,みをひそめわが歩,あゆみに目,めをとめてわが靈魂,たましひをうかがひもとむ
8[7]かれらは不義,ふぎをもてのがれんとおもへり神,かみよねがはくは憤,いきどほりてもろもろの民,たみをたふしたまへ
9[8]汝,なんぢわがあまた土,つちの流離,さすらへをかぞへたまへりなんぢの革嚢,かはぶくろにわが涙,なみだをたくはへたまへこは皆,みななんぢの册,ふみにしるしあるにあらずや
10[9]わがよびもとむる日,ひにはわが仇,あたしりぞかんわれ神,かみのわれを守,まもりたまふことを知,しる
11[10]われ神,かみによりてその聖言,みことばをはめまつらん我,われヱホバによりてそのみことばを讚,ほめまつらん
12[11]われ神,かみによりたのみたれば懼,おそるることあらじ人,ひとはわれに何,なにをなしえんや
13[12]神,かみよわがなんぢにたてし誓,ちかひはわれをまとへりわれ感謝,かんしやのささげものを汝,なんぢにささげん
14[13]汝,なんぢわがたましひを死,しよりすくひたまへばなりなんぢ我,われをたふさじとわが足,あしをまもり生命,いのちの光,ひかりのうちにて神,かみのまへに我,われをあゆませ給,たまひしにあらずや