1[0]【エドトンの體,さまにしたがひて伶長,うたのかみにうたはしめたるアサフのうた】
2[1]我,われわがこゑをあげて神,かみによばはんわれ聲,こゑを神,かみにあげなばその耳,みみをわれにかたぶけたまはん
3[2]わがなやみの日,ひにわれ主,しゆをたづねまつれり夜,よるわが手,てをのべてゆるむることなかりきわがたましひは慰,なぐさめらるるをいなみたり
4[3]われ神,かみをおもひいでて打,うちなやむわれ思,おもひなげきてわが靈魂,たましひおとろへぬセラ
5[4]なんぢはわが眼,めをささへて閉,ふさがしめたまはず我,われはものいふこと能,あたはぬほどに惱,なやみたり
6[5]われむかしの日,ひいにしへの年,としをおもへり
7[6]われ夜,よるわが歌,うたをむもひいづ我,われわが心,こころにてふかくおもひわが靈魂,たましひはねもころに尋,たづねもとむ
8[7]主,しゆはとこしへに棄,すてたまふや再,ふたたびめぐみを垂,たれたまはざるや
9[8]その憐憫,あはれみはのこりなく永遠,とこしへにさりそのちかひは世々,よよながく廢,すたれたるや
10[9]神,かみは恩,おんをほどこすことを忘,わすれたまふや怒,いかりをもてそのあはれみを絨,とぢたまふやセラ
11[10]斯,かかるときに我,われいへらく此,こはただわが弱,よわきがゆゑのみいで至上者,いとたかきもののみぎの手,みてのもろもろの年,としをおもひいでん
12[11]われヤハの作爲,みわざをのべとなへんわれ往古,いにしへよりありし汝,なんぢがくすしきみわざを思,おもひいたさん
13[12]また我,われなんぢのすべての作爲,みわざをおもひいで汝,なんぢのなしたまへることを深,ふかくおもはん
14[13]神,かみよなんぢの途,みちはいときよし神,かみのごとく大,おほいなる神,かみはたれぞや
15[14]なんぢは奇,くすきみわざをなしたまへる神,かみなりもろもろの民,たみのあひだにその大能,みちからをしめし
16[15]その臂,かひなをもてヤコブ、ヨセフの子輩,こらなんぢの民,たみをあがなひたまへりセラ
17[16]かみよ大水,おほみづなんぢを見,みたりおほみづ汝,なんぢをみてをののき淵,ふちもまたふるへり
18[17]雲,くもはみづをそそぎいだし空,からはひびきをいだしなんぢの矢,やははしりいでたり
19[18]なんぢの雷鳴,いかづちのこゑは暴風,はやちのうちにありき電光,いなづまは世,よをてらし地,ちはふるひうごけり
20[19]なんぢの大道,おほぢは海,うみのなかにありなんぢの徑,みちはおほみづの中,なかにありなんぢの蹤跡,みあとはたづねがたかりき
21[20]なんぢその民,たみをモーセとアロンとの手,てによりて羊,ひつじの群,むれのごとくみちびきたまへり